良質な患者を集めたい

他院を「捨てさせる」理由がありますか?

ランチの店決め、何を”諦めた”?

昼食をどこで摂ろうかと街を歩く。
今日はイタリアンの気分だったはずが、
角を曲がると新しいラーメン店に行列ができている。

 

ふと惹かれて足を止めるものの、
その向かいには行きつけの定食屋ののれん。
さらに隣には、評判の良いカフェが…

 

昼休みを、どこで過ごすか。
こんな場面で、あなたは無意識のうちに、
少なくとも3つの店について
「選ばない」という決断をしているのです。

 

選ばれなかった店の店主は、
あなたがその前を通り過ぎたことすら知りません。
けれど確実に、あなたは「その店を捨てた」のです。

 

これは少し冷たい表現かもしれません。
でも、消費者の選択とは本質的にそういうものです。

 

一つを選ぶということは、
残り全てを静かに捨てるということ。

 

さて、先生の歯科医院に話を戻します。
今日、新患として一人の患者が来院したとします。
その患者は、先生の歯科医院を「選んだ」。

 

ではその裏側で、
一体いくつの歯科医院が「捨てられた」のでしょうか…

 

そして先生の歯科医院は、どんな頻度で
「選ばれ」あるいは「捨てられ」ているのでしょうか…

 

私は歯科医師として臨床に立ちながら、
多くの歯科医院の経営支援に携わってきました。

 

その経験から断言できるのは、
「選ばれる理由」を言語化できている歯科医院は
驚くほど少ない
ということです。

 

今回は、この「捨てさせる理由」という視点から、
先生の歯科医院経営を見直してみたいと思います。

患者が「選ぶ」瞬間に起きていること

先ほどのランチの話を、
そのまま歯科医院に置き換えてみてください。

 

患者が先生の歯科医院の扉を開けたその瞬間、
同じ街にある他の歯科医院は、
その患者から静かに「捨てられて」います。

 

これは勝ち負けの話ではありません。
患者の選択という行為の、
動かしようのない構造の話です。

 

”唯一の選択肢”から”数ある中の一つ”に

少し時間を巻き戻してみましょう。
30年、40年前の地方都市を想像してください。

 

「虫歯になったら、駅前のあの歯医者さん」
町にはその一軒しかなく、
患者に選択肢はありませんでした。

 

選ばれていたわけではなく、
他に行き場がなかっただけ。

 

それで経営は成り立ちました。
なぜなら、捨てられることもなかったからです。

 

ところが現在はどうでしょう。
コンビニより歯科医院の数が多いと言われて久しい。

 

患者が自宅から半径2km圏内を検索すれば、
10軒、20軒の候補が並びます。

 

つまり患者は毎回、
「選ぶ」と同時に「捨てる」という
二つの行為
をセットで行っているのです。

 

ここで考えてみてください。先生の歯科医院が
新患に”選ばれる”確率は、どれほどでしょうか?

 

同一地域で競合する歯科医院が一律に選ばれるなら
あなたの歯科医院の選ばれる確率は、
「1/競合する歯科医院の数」とほぼ同じはずです。

 

この確率より大きい数値なら、あなたの歯科医院は
患者から「選ばれる側」に立っているといえます。

 

逆に小さい数値なら、単純化した結果ですが、
静かに「捨てられる側」になっているといえます。

 

これは厳しい問いかもしれません。
しかし、この現実を直視することからしか、
経営改善の第一歩は始まらないのです。

 

捨てさせる理由

ここで多くの院長先生が陥る落とし穴があります。
それは、
「良い治療をしていれば、いつか分かってもらえる」
という静かな思い込みです。

 

先生は、今も臨床セミナーに足を運び、
技術を磨き続けておられることでしょう。

 

対応できる症例の幅も広く、
近隣の歯科医師には負けない自信もあるはずです。

 

その努力に、嘘はありません。
しかし残酷なことに、
その努力は患者には見えていません。

 

患者はレントゲンの読影力も、
形成の精度も、補綴物の適合も、
つまりほぼ全ての技術について、評価できません。

 

ということはすなわち、技術の優位性は、
患者の選択基準にはほとんど入らない訳です。

 

ではなぜ、”選ばれるべき理由”と
”他院を捨てさせる理由”が言語化できないのか。
理由は3つあります。

 

理由①「当たり前」を伝える発想がない

歯科医師にとっての常識は、
患者にとっては未知の領域。

 

先生が当然やっている滅菌管理も説明責任も、
言葉にして初めて価値になるのです。

 

理由②歯科医師目線でしか語っていない

「保険診療もインプラントも対応」といった案内は、
歯科医師側の分類に過ぎません。

 

患者が知りたいのは、
「自分の悩みが、ここで本当に解決するのか」
患者自身の問題解決についてのあれこれです。

 

理由③競合を意識していない

隣の歯科医院と何が違うのか、
患者の理解できる範囲で説明できますか?

 

違いが分からなければ、
患者にとって先生の歯科医院は、
「その他大勢の一医院」でしかないのです。

 

厳しい言い方になりますが、
「捨てさせる理由」を用意していない歯科医院は、
患者から見れば選ぶ理由もない歯科医院です。

 

新患数が伸び悩む根本原因は、
実はここにあることが少なくありません。

言語化すべき”3つの捨てさせる理由”

ではどうすれば、患者に
「他の歯科医院を捨ててでもココに通いたい」
と思ってもらえるのか?

 

明日から着手できる、
3つの言語化作業を提示します。

 

①誰のどんな悩みに応える歯科医院か

まず、先生の歯科医院が
最も価値を届けられる患者像を絞り込んでください。

 

「地域の方みなさんに」では、
結局、誰の心にも刺さりません。

 

たとえば「子育て中の母親が、
自分の治療に安心して通える」など、
対象と提供価値をワンセットで言語化するのです。

 

付け加えるなら、長々とした説明文ではなく
簡潔で短い1文にまで落とし込みましょう。
ベストはキャッチコピー並みの”一言”まで!です。

 

②患者が得る”感情的価値”を言葉に

患者は技術ではなく、
治療の先にある感情を買っています。

 

「痛みへの不安がなくなる」
「人前で笑うのが怖くなくなる」
「子どもに虫歯の苦労をさせずに済む」

こうした、患者の内側で起きる変化こそ、
選ばれる理由の核です。

 

③競合との違いを”患者の言葉”で

「最新設備」「豊富な症例」といった表現は、
どこの歯科医院でも使っています。
つまり差別化になっていないのです。

 

患者が普段使う言葉で、
「ここなら〇〇してくれる」と
一言で言える特徴を探してください。

 

この3つを紙に書き出そうとしてみて、
多くの院長先生が愕然とされます。

 

自分の歯科医院の魅力を、
自分自身が言語化できていなかった
、と。

 

逆に言えば、
ここを言語化し、ホームページや院内掲示、
カウンセリングトークに落とし込むだけで、
新患の反応も成約率も確実に変わっていきます。

 

※表現は医療広告ガイドラインに適合する形に調整し、
効果を断定する表現は避けてください。

まとめとアクションプラン

患者に選ばれるということは、
他の全ての歯科医院を捨てさせるということ。

 

この視点に立った瞬間、
経営の景色は大きく変わります。

 

技術を磨き続けることは尊い努力です。
しかしそれだけでは、
患者の選択の土俵にすら上がれません。

 

「捨てさせる理由」を言語化して差し出す、
この一手間が、
新患数も自由診療の成約率も変えていきます。

 

今夜、診療が終わったら、
紙とペンを一組、机に置いてください。

 

そして10分だけ、
次の問いに向き合ってみてください。

 

うちの歯科医院は、誰の、
どんな悩みに、どう応える場所なのか?

 

書けなくても構いません。
書けないという事実に気づくことこそが、
経営改善のドミノの1枚目なのですから。

 

 


 

先生の歯科医院、まだまだ伸び代があります!
その疑問や悩み、気軽に話してみませんか?

 

★誰にも知られず、どんなことでもお話しください!
『トライアルセッション(お試しコンサルティング)』

※品質は通常のコンサルティングと変わりません。
※2回目以降の継続を強制することはありません。
※その他のサービスを売り込むこともありません。

詳細はこちら
https://120percent-inc.com/contents/trial-session/


 

★根本的な原理原則に基づく自費率アップへのセミナー
 『高額でも患者から 治療をお願いされる3つの秘訣』

猛烈にプッシュしなくても高額な診療が次々決まる!
口下手でも、プレゼンにシステムがなくても大丈夫

詳細はこちら
https://wp.me/P6asQv-ps


 

★王道的なのに盲点な「コレ」を少人数セミナーで!
 『良質な患者でアポイントを埋め尽くす3つの急所』

良質な患者に数多く愛され通院してもらう
魔法のような集患の手立ては存在しません!

詳細はこちら
https://wp.me/P6asQv-rE

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あなたの歯科医院の繁盛と
あなたの成功を真剣に願っています!!

もしあなたに質問・疑問等がありましたら、
遠慮なく“近”まで質問フォームからお問い合わせください。

   ↓↓↓↓↓↓↓↓
質問フォームへ

※ 3営業日以内に返信いたします。

=========================

歯科医師
歯科医院の集患・経営、
ブランド構築コンサルタント

株式会社120パーセント
代表取締役  近  義武

関連記事

  1. あなたのストレスを激減させる!キャンセル問題の本質と解決策

  2. fun

    ファンになって通い続けてもらうには?

  3. 新規集患を倍増させる「合法オファー」の作り方

  4. 患者心理を理解したシナリオ〜真摯な歯科医療だけでは患者は増えない〜

  5. 歯科医院の集患で見落とされがちなCTAの法則 – 患者を行…

  6. 歯科医院経営を安定させる”患者が来院を継続する”仕組みづくり

  7. writing

    普通はダメ!広告文を”患者に刺しまくる”方法

  8. 競争過多時代の歯科医院経営術

Category