近 義武の歯科医院経営大学

歯科医院の院長が希望する「売上」を上げたいと思うことは
ごく普通のことですが、新規開業の場合以外で
『初手で患者（特に新患）を増やそうとする！』のは誤りです。

2020.08.01

歯科医院の売上を伸ばしたい院長がよくする勘違い【書き下ろし】

私の元にはたくさんの院長が様々な問題を持ち込んできます。 その中には『ウチの歯科医院の売上を伸ばしたい』 という方が多く含まれています。 相談に来て、クライアントになった院長先生には、 その院長に最もふさわしいアドバイスをするのですが、 自己流で改善を図ろうという方の中には ...

では、最初に行うべき施策は何かと言うと、
それはズバリ『LTV』の増大なのです。

注　LTV：Life Time value 患者生涯価値
１人の患者が初診として来院したとして期待される
その患者が生涯に渡って歯科医院にもたらす（経済的）価値の総額

このことは、超長期的観点から考えれば明白なのですが、
ある意味多くの院長の盲点となっています。

2020.08.07

長期的観点で伸ばす「歯科医院の売上」【書き下ろし】

患者数を増やすことは売上を伸ばすために重要なファクターです。 しかし、売上を伸ばすために最初に取り組むべきではないのです。 このことについては別記事で詳しく話しています。 売上を伸ばそうとする時によくある勘違いなので要注意なポイントです。 では、歯科医院の売上を伸ばそう...

LTVはさらに『来院１回あたりで医院に入る金額』と
生涯に渡っての『来院回数』の２つの項目に
分けて考えることができます。

LTVと２つの項目との関係は以下のようになります。

LTV=来院１回あたりで医院に入る金額×生涯に渡っての来院回数

このLTVを増大させるには『来院１回あたりで医院に入る金額』と
『生涯に渡っての来院回数』のどちらか、もしくは両方を
増大させれば良いわけです。

前回は、『来院１回あたりで医院に入る金額』を増大する施策を
５つ紹介しました。

2020.08.14

歯科医院の売上を伸ばす新定跡＆新常識（上）【書き下ろし】

歯科医院経営において、院長それぞれが思い描く金額は違えど 「売上」が一定額以上は必要不可欠ですし、 希望する「売上」をあげたいと思うことはごく普通のことです。 そのために経営努力をするわけですが、少なくとも最初に 『患者（特に新規患者）を増やそうとする！』のは 新規開業の場合...

今回は『生涯に渡っての来院回数』を増大する施策を３つ紹介します。

この記事の公開は2021年1月31日まで