視野を広げよう

視野を広げて自分ブランドの立ち位置をはっきりさせよう

Last Updated on 2020.4.8 by 近 義武

改めていうことでもありませんが、
私は歯科医院経営のコンサルタントをしています。

 

セミナーやグループコンサルティングなどが
コロナウィルスの猛威によって延期や中止となっています。

 

予定していた仕事が消滅しているので
ちょっと暇になったり、時間がぽっかり空いたりが起こっています、

 

先日、ずいぶん以前に同じセミナーを受けて、
意気投合したあるコンサルタントの方から連絡があって
「少人数で集まって情報交換をしないか?」と誘われました。

 

コロナでヤバいのでは…と思ったのですが、
『それなりのホテルでまぁまぁの部屋を取ったので、
ルームサービスでいいよな!』と押し切られて参加した格好です。

 

その剛腕系コンサルタントの彼と私とあと2人ほど
(専門分野は異なりますが)経営コンサルタントが
集まった際の話になります。

 

こんにちは、株式会社120パーセント代表、
集患、自費率向上、予防歯科の確立をブランディングで実現する、
ブランド歯科医院構築・経営コンサルタント、
歯科医師の 近  義武 です。

 

4人とも半年続いたセミナーコースに同時期に参加していたので
気心も知れていたので久しぶりでしたが盛り上がりました。

 

近況報告から始まって、景気や日本経済、世界経済の話、
コロナウィルスパンデミックの影響や今後の展望、
仕事の話、健康の話、楽しい話、胡散臭い話…

 

年齢もバラバラなのですが、興味深い話がたくさん聞けました。
中でもズバ抜けて盛り上がった話題があったのですが、
どんな話題だったと思いますか?

 

すぐに正解を言ってしまいますが、あなたの予想を裏切って
『自分がトラブルに見舞われた際にまず何をするか』
というひどく地味な話題が最高に盛り上がったのです。

 

4人それぞれの「まず何をするか」がまるで異なっていて、
さらにそれを互いに突っ込み合って、疑問を投げかけて、
非常〜に面白くて白熱しました。

 

さっきまで対立していた2人が、
一緒になって別の1人と意見を戦わせたり、
なんども爆笑する場面があったりして、楽しかったです。

 

ちなみに「まず何をするか」に関しては、
私は「原因をはっきりさせたい派」なのですが、
他の3人からは変態扱いです。(えぇ〜?)

 

彼らの意見はそれぞれ
解決できそうな人を探して意見を聞く…
実害を計測して対策責任者を決める…
迷惑がかかりそうなところへ報告と謝罪をする…
みたいなところでした。

 

全員が自分の意見に対して、それがいいと考える理由を
キチンと述べることができるのです。
さらに全員が互いに利害関係がないので、
意見を1つにまとめ上げる必要もない。

 

かつての上司に言われた事なども出てきて、
話がどんどん転がって、膨らんだり、脱線したりする
脳内ジェットコースター感覚が楽しかったです。

 

全員、経営者なのですがタイプはまちまち。
その人となりを反映した経営スタイルを確立しています。
このことは歯科医院経営でも同じことです。

 

いろいろなタイプの歯科医院経営者がおいでになります。
例えば前述のように、私は原因を考えるタイプなわけです。

 

ユニットが調子悪いとスタッフが報告してきたとすれば、
最初にやるのは、どこがどう調子が悪いのか、
そのスタッフに再現させることになります。

 

しかし、他のある院長は
ユニットメーカー担当者に連絡を取るでしょうし、
別の院長は当日のアポイントに支障が出ないか、
チェックさせることを最初にやるでしょう。

 

対応が全然違いますよね。

 

あなたの歯科医院では、あなたが指揮を執っているはずです。
トラブルの対処はすでにマニュアル化されているかもしれません。
でもそのマニュアル、どこかから丸パクリしてないでしょうか…

 

最初の一手だけでも院長1人1人違うのですから
よほどの偶然でもない限り、丸パクリのマニュアルが
そのままあなたの歯科医院で使えるなんてあり得ないのです。

 

ですから、『明日から使えるスタンダードマニュアル』なんて
ほとんど眉唾ものと考えた方が良いシロモノなのです。

 

よくそのようなものを買わせようとする輩がいますが、
ほとんど使えないのはこういうわけです。

 

どんな悩みや問題に対しても
いろいろな考え方、多くのアプローチの仕方が存在しています。
立場や状況、ゴールが異なればどちらも変化して当然なのです。

 

どれか1つに固執する必要も、優劣を決める必要もありません。
自分の行なっていることだけが唯一無二の正着ではないと
頭の片隅においておくと自然に視野が広がっていきます。

 

きっと他人に優しくなれますよ。

…………………………………………………………………………

考えてみましょう

さて、それでは恒例のシンキングタイムです。

 

今回の話は『トラブルに出会った際』の行動から
話を膨らませてきましたが、
非常に重要なポイントが隠れています。

 

あえて触れなかったそのポイントとは何でしょう?

 

 

せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!






(ここは考える時間です)






それでは答えです。

 


 

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歯科医師
歯科医院の集患・経営、
ブランド構築コンサルタント

株式会社120パーセント
代表取締役  近  義武

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