先生、毎日の診療、本当にお疲れ様です。
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
ニッチな自由診療でも「先生のその治療が受けたい!」患者が集まる歯科医院構築、
クリニックの経営アドバイザーで歯科医師の 近 義武 です。
あなたは、自由診療の報酬をどのように設定されていますか?
保険診療であれば、その点数に従うしかありませんが、
自由診療ではいかがでしょうか。
ある経営コンサルタントが、初めての顧客からの報酬額を
決めたときのエピソードをご紹介しましょう。
(ちなみにこれは私ではありません)
「この課題を解決するのに、いくらまでなら
価値があると感じて、支払っていただけますか?」
と切り出したところ、顧客の答えは300万円でした。
彼自身の予想をはるかに上回る金額に、一瞬躊躇したそうです。
でも、考えてみてください。
もしあなたが重大な悩みを抱えていて、
それを解決してくれる、その道の専門家がいたとしたら、
喜んで高額の費用を支払いませんか?
歯科医院経営でも、まさに同じことが言えるのです。
「あなたの価値」は患者によって決まる
歯科医師として日々診療に励まれている先生。
その医療技術を磨き、患者と真摯に向き合う姿勢は、
どんな値段をつけてもおかしくないほどの価値があります。
ですが、その価値を決めるのは、
提供する側の先生ではなく、受け取る側の患者なのです。
もちろん、適切な価格設定は重要です。
しかし、時として私たち歯科医師は
自らの価値を過小評価しすぎるのではないでしょうか。
本当に患者の心に響く歯科医療を提供できているなら、
その対価として正当な報酬をいただく。
それはむしろ、先生の責務と言えるでしょう。
高額でも喜んで支払われる歯科医療を
自由診療の料金設定に悩んだことはありませんか。
「患者に受け入れてもらえるだろうか」
そんな風に考えてしまいがちです。
でも、本当に患者の人生を変えるような歯科医療を
提供できているなら、その価値は計り知れません。
インプラント治療で噛む喜びを取り戻せた。
矯正治療で人生が変わるほどの自信が持てた。
審美治療で晴れやかな毎日を送れるようになった。
そんな感動的な変化をもたらせるのなら、
高額であっても多くの患者さんは
喜んで治療費を支払ってくれるはずです。
先生の腕を信じて。
そして、提供する歯科医療の価値を信じて。
思い切って、患者に価格を決めてもらってみませんか。
きっと、あなたの想像以上の答えが返ってくるはずですよ。
あなたの歯科医療の価値を信じて
歯科医院経営において、診療報酬の設定は悩ましい問題です。
しかし、本当に患者の人生に良い変化をもたらせる歯科医療なら、
その価値は決して安くはありません。
時には思い切って、患者に価格を決めてもらう。
そんな勇気が、あなたの歯科医院経営を変えるかもしれません。
まずは一歩踏み出してみましょう。
「自分の歯科医療は、どれだけの価値があると思いますか」
そう患者に尋ねてみてください。
あなたの腕を信じて。
あなたの志を信じて。
その価値は、きっと正当に評価されるはずです。
さぁ、新たな一歩を踏み出す時です。