経営理念はブランディングの第一歩

Last Updated on 2020.8.1 by 近 義武

もうずいぶん昔の話になりますが、私の歯科医院が一時的な機能不全に陥ったことがありました。

 

アポイントが限界までタイトになっているところに初診が数名、アポなしで来院しただけなのですが…
発展途上の当時としては捌ききれなくなったわけです。

 

この時に決心してすぐに実行したことがあります。
それが 『経営理念を作る』 でした。
飛躍しているように思えるかもしれませんが、私の中では必然だったのです。

 

順を追って説明しましょう。
まず、私もスタッフも忙しさが自分たちのキャパシティを超えた状態を経験したわけです。
その結果、何が起きたかというと、普段は余裕でできていたことができなくなり、
それに続いて他のことも次第に滞り、最終的には医院全体が機能不全になったわけです。

 

こうなってしまった一番最初のきっかけとなったのは、
歯科医院として診療を引き受けるかどうかの判断を下す時間が確保できなくなったことです。
初診の患者の問診をした後、私が治療を行うのか、否か…この判断の時間がないのです。

 

こんにちは、株式会社120パーセント代表、
歯科医院の集患・経営、ブランド構築コンサルタント、
歯科医師の 近  義武 です。

 

その当時には、初診の患者に対して
「治療をする・患者を受け入れる」もしくは「他院を紹介する・断る」と
最終的な判断・決定をしていたのはすべて私でした。

 

問診の際に、患者の症状や既往歴、希望する治療、話し方や態度などを総合的に判断して、
引き受けるかどうかを私が決めていたのです。

 

私の技術不足で問題や悩みを解決できない症例、他の歯科医師を紹介するべき患者、以外でも
他の患者に迷惑をかけそうな方や、私と根本的な考え方がかけ離れている方など
治療をすることでお互いが不幸になりそうな患者は「自分には治療は無理です」とお断りしたり、
その患者にふさわしい他の歯科医院を紹介したりしていました。

この記事の公開は2020年7月31日まで

Last Updated on 2020.8.1 by 近 義武

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