患者単価を上げる

売上総額ではなく利益を増やすには?

Last Updated on 2022.6.10 by 近 義武

歯科医院の経営を左右する要因は?と訊かれたら
あなたは何と答えるでしょうか?

 

「最新設備」「技術」「教育されたスタッフの質」
「患者の数」「広告宣伝費」など色々思い浮かぶことでしょう。

 

では『売上額』『年商』『月商』を左右する要因ならどうでしょう?
現在の令和の時代なら「患者数」「患者単価」「来院頻度」の中で
院長の診療や経営に関する考え次第でしょうか。

 

もし私が経営コンサルタントとしてアドバイスを求められたなら
経営状況が危機的であるほど「患者単価」アップを提案します。

 

多くの理由がありますが、
理由その1 効果が早い
理由その2 利益を増やしやすい
理由その3 患者増やす施策の原資ができる
という強力な成果を期待できるから、です。

 

 

経営改善を目指す多くの院長先生が、真っ先に「患者数」を増やそうとします。
しかし、「患者数」アップの結果を早く、大きく出すためには

ある程度纏まった金額の広告宣伝を投下する必要があります。

 

資金調達に困窮しているなら、なおさら
「患者単価」アップをまずは図ることになります。

 

さらにに「患者単価」アップをもたらす施策は
大きくは5つのタイプ(系統)に分類されます。
実際の施策としての特徴をは見てみましょう。

患者単価アップの施策
〜その1 既存自由診療の値上げ〜

自由診療のメニューの金額を書き換えるだけですから
決断さえつけば小一時間後には運用開始が可能です。

 

この「値上げ」についても勘違いをしている方が多いので
この機会に簡単にですが解説しておきます。

 

まず勘違いですが、利益を2倍にするには
対象となる自由診療の料金も2倍にする必要はありません。

 

ここに利益率35%、経費率65%の自由診療があるとします。
総額10万円の自由診療、例えば陶材焼付鋳造冠なら
1本治療を行えば、患者から10万円を受け取って
手元に(所得税を支払う前で)3万5千円が利益となります。

 

この自由診療は、値上げしようが値下げしようが、
経費の総額に変化はありません。経費総額は6万5千円です。

 

利益を2倍にするなら、3万5千円の2倍で7万円となりますから
この利益7万円と経費総額は6万5千円を足した13万5千円を
患者から受け取れば良いことになります。

 

このことを正しく理解した上で、
自由診療の料金を検討し直してみると良いでしょう。

患者単価アップの施策
〜その2 新規自由診療・付加価値の追加〜

我々は歯科医師であり、職人気質があることを否定できません。
そのせいもあって、【患者単価を上げる】という話になると
以下のような思考に進みがちです。

新たに自由診療のメニューを導入する…
既存の自由診療メニューに何らかのサービスを追加する…

 

しかし、これらは後回しにするべき施策です。
治療メニューの開発や再構成、再構築には…

この記事の公開は2022年11月30日まで

Last Updated on 2022.6.10 by 近 義武

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