院長先生が身につけるべき”価値体験”｜自由診療提案力を高める

「とにかく少しでも安い歯科材料を使おう、もう少し安いものにしておこう」
「あのセミナーは参加費が30万円もするなんて、ぼったくりじゃないか」

こんな思考パターンに陥っていませんか？
200以上の歯科医院の経営状況を分析してきて気づいたことがあります。

それは、経営が停滞している歯科医院の院長の多くが
「安さ志向」に囚われすぎているという事実です。

もちろん、無駄な出費を抑えることは経営の基本です。
しかし、投資すべきところで投資を惜しむことは、
あなたの歯科医院の成長そのものを止めてしまいます。

なぜなら、先生ご自身の知識や経験の質が
そのまま歯科医院の成長の天井になるからです。

安いセミナー、安い機材だけで済ませようとすると、
先生の提供できる医療の質や価値もで頭打ちになります。

さらに言えば、高額な自由診療の価値を
患者に伝えられなくなります。

自分自身が高いと感じるものに価値を見出せないなら、
どうして患者に高額な治療の価値を納得させられるのでしょうか？

この記事では、歯科医院経営において「安さ志向」から脱却し、
適切な投資がどのように成長につながるのかをお伝えします。

高額セミナーや機材投資から得られる本当の価値

先日、ある歯科医院の院長からこんな相談を
受けました。

「インプラントの高額セミナーに参加すべきか迷っています。
50万円もするんです。本当に元が取れるのでしょうか？」

この質問に私はこう答えました。
「技術だけを求めるなら行く必要はありません」

驚かれましたか？

実は、高額セミナーや最新機材から得られる最大の価値は
「技術」ではないのです。
それは…

この記事の公開は2025年11月30日まで