Last Updated on 2020.6.22 by 近 義武
ありがたいことに最近では歯科業界以外の方とも
提携・協力して仕事をする機会が増えてきました。
思ってもみなかった業種や業態の方からお声かけくださることは
私自身の人間の幅の広がりにも繋がるように感じています。
できればなんらかの形で、クライアントの院長先生や患者に
どうにかして還元したいと考えてもいます。
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
集患、自費率向上、予防歯科の確立をブランディングで実現する、
ブランド歯科医院構築・経営コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
歯科業界ではない方との活動が増えてきたこともあって
歯科医院の院長の9割が持ち合わせていないものが
特に気になるようになったので、話していきます。
歯科医院の院長の9割が持ち合わせていないもの…
それは【経営者脳】です。
経営者脳とは…?
成功をつかむ歯科医院の院長は
2種類の『脳』を持っているものです。
1つは【治療者脳】。歯科医師として、また専門家としての脳です。
歯科診療を行うための知識や治療哲学、ポリシー、
ホスピタリティなどを支えている『脳』になります。
こちらは開業するような歯科医師なら
ほとんどの方が持ち合わせている脳です。
これに対して、9割の歯科医院の院長が
持ち合わせていないのが【経営者脳】です!
こちらは歯科医院経営責任者として、
ビジネスオーナーとして、金主=資本家としての脳です。
あなたの治療を必要としている患者に選ばれて、
その患者の前に立つ仕組み、仕掛けを構築する『脳』になります。
この【経営者脳】の根幹をなしているのは信頼を得る考え方です。
患者に対しても、スタッフに対しても、その他の関係者に対しても、
あなたは信頼される人間であらねばなりません。
あなた自身が人として信頼される人でなければ、
患者に選ばれてその患者の前には立つことは所詮できはしないのです。
今回“近”が歯科業界以外の方と多く接して感じたのは
この『信頼』についてのことです。
信頼される人
【経営者脳】で見た時、「信頼される人」とはどんな人でしょう。
それは、ちいさな『当たり前』を漏らすことなく全てを
しっかりとしている人です。
・挨拶をきちんとする。
・ 時間を都合していただいたコトに感謝する。
・問い合わせのメールに返信をする。
自分が何かを依頼したなら
どんな形のリアクションに対してもちゃんと御礼を言う。
自分の都合ばかり優先しないで、相手の利や理にも配慮する。
こういったひとつひとつの小さなことができていなければ、
どんなノウハウを駆使したところですぐに見透かされます。
我々歯科医師は診療室の中では【先生】の立場です。
患者にもスタッフにもその他の関係者に対しても
権威のある強い立場に常にいます。
だからといって、あなたの言動が
『当たり前』の小さなことにおろそかなら
「信頼される人」にはなれません。
患者は良い口コミをしようとは思わないでしょう…
スタッフは最低限の仕事以上のことはしないでしょう…
関係者は緊急時に手を差し伸べてはくれないでしょう…
ノウハウを学ぶコトも重要なことですが、
本当に大切な、経営者として大きな土台となる
「信頼」というこの部分を忘れないでください。
考えてみましょう
それでは恒例のシンキングタイムです。
蛇足かもしれませんが、あなたが今すぐ簡単にできる
『当たり前』の小さなことをまずはお教えしましょう。
それは、スタッフや関係者に常にお礼を言うことです。
「ありがとう」
これしかありません。
言える場面ではすべて言うようにするだけです。
感謝はするだけではなく、言葉や行動にしてこそ
「感謝」になるのです。
それでは、患者には何をすれば良いでしょう。
前回の来院時に話した会話の内容を引き継いで
質問をしたり、会話を弾ませたりというのもオススメです。
ただ、それよりももっと効果的なことがあります。
どんなことでしょうか。
せっかくここまで読んだあなたなら
ぜひとも、考えてみてください!
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(ここは考える時間です)
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それでは答えです。