スタッフへの認識

あなたとスタッフの温度差をわかった上で雇用しよう【書き下ろし】

Last Updated on 2022.12.16 by 近 義武

歯科医院の生じる問題を考える時に
必ず意識するべきなのが『長期的視野』です。

 

開業したということは30年以上に渡って
歯科医業を切り盛りするのだということを
今ここで再確認して下さい。

 

あなたは歯科医院にする全てのことを
もっと長いスパンで考えなくてはいけないのです。

 

もう少し明確にいいましょう。
開業した瞬間から、『あなたの歯科医院を存続させること』は
あらゆる事柄の中で2番目のプライオリティになります。

最上位のプライオリティ

プライオリティが1位となるのは
あなたの意思、診療に対する思い、プライベートの重みなど
『あなたの人格や人間性そのもの』です。

 

医院の開院、閉院、売却、引退…
超重大な最終決定はあなたがするのですから当然です。

 

『歯科医院の存続』は『あなたの意思』の次に位置する
重要事項なのです。

 

だからこそ、プライベートを犠牲にしたり
本来やりたくないような診療をしてまでも
『歯科医院の存続』を守ろうとする院長が現れるのです。

歯科医院存続の意義

医院を存続できれば、あなたは経済的な恩恵に預かれます。
地位や名誉にも手がとどきます。
逆に存続できなければ多額の借金を抱えることになります。

 

「歯科医院が存続」すれば患者は通い慣れた歯科医院で
良質で正直な診療を受け続け続けられます。
医院が存続不能となれば、再度自分に合った歯科医院を
探すところから始めなければなりません。

 

誠実な歯科医院がみつかればまだしも、です。
しばらく見なかった患者が乱診されて
ひどい状態で帰ってきて悲しくなった経験が
あなたにもあるはずです。

 

スタッフにとっても「あなたの歯科医院の存続」は
重要な事柄です。
職場を確保し、収入を得る道を保持できます。

 

スキルアップ、患者や他のスタッフとの人間関係の構築、
フリーランスへの足がかりなど
あなたが意図せずに提供しているものもたくさんあります。

 

医院の存続が危うくなれば、スタッフは職場探しが必須です。
年齢が上がるにつれて就職しにくくなっていくのは
否定できないことです。

 

歯科医院の存続はあなただけでなく
患者にもスタッフにも重大なことなのです。
30年以上に渡って存続させることそのものに
大きな意義があるのです。

スタッフの位置づけ

ですから、スタッフを雇用することは
最終的には…

Last Updated on 2022.12.16 by 近 義武

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