近 義武の歯科医院経営大学

どんなに市場のニーズを満たす商品やサービスを持っていても、
それをターゲットに買ってもらわなければ、
お金に変換することはできません。

ですから、ビジネスにおいては、「セールス」は必須です。
ここでいう「セールス」とは買ってくれるよう働きかけること全般です。

そうは言うものの、あなたは一般的な住居の玄関先に
「セールスお断り」的なステッカーを見たことはありませんか?

こんな情報を小さい頃から見せられていれば、
無意識の領域まで「セールスは悪いもの」だと刷り込まれて、
セールスなんてロクでもないと毛嫌いするのも無理はありません。

セールスとは相手からお金を奪うものだと、
売ることに罪悪感を覚えてしまうのです。

その罪悪感から逃避するために、
頼まれもしないのに自分から値引きする先生もおいでになります。

これは、自分が行う歯科診療の価値を自ら下げている行為です。
しかし、本当にセールスとは相手からお金を奪う行為なのでしょうか?

値段が高過ぎるのではないか？と勝手に想像する…
この患者にはこの料金を払う余裕がないのではないか？と決めつける…

その結果として、セールスに二の足を踏んでしまうのは…

この記事の公開は2024年7月31日まで