2種類の脳

経営者に必要な脳は、専門家の脳とは全くの別物【書き下ろし】

Last Updated on 2022.8.20 by 近 義武

弁護士や行政書士などを営む、いわゆる「士業」で成功するには
「2種類の脳」が必要と言われています。

 

我々歯科医師が行う「歯科医院経営」も「士師業」として
ひとまとめにして語られることが多いモノです。

 

「医療は特別」と思いたい気持ちも分かりますが、
他の士師業の方もほぼ例愛なくそう思っています。
側から見れば似たり寄ったりというところでしょうから、
参考として今回取り上げてみました。

専門家・エキスパートとしての脳

こちらの脳についてはほとんど説明は不要でしょう。
我々なら「歯科医師としての言動」を司っている脳です。

 

コレが無くては歯科医師としても、歯科医院の院長としても
成り立たないわけですから、備えていない方はいないはずです。

 

歯科医師として良い仕事をする『専門家・エキスパートの脳』ですが、
それだけでは歯科医院経営には足りない場面があるのは
なんとなくでもお分かりかと思います。

 

腕は悪くないのに、うまくいかない歯科医院開業医や
閑古鳥が鳴いている法律事務所の弁護士が持っていないもの…

 

そして繁盛している歯科医院の院長や
成功している弁護士がどちらも持っているもの…
結局それが「もう1つの脳」なのです。

経営者としての脳

ではそのもう1つの脳とはどんなものなのか…?

 

それは、『必要としている患者(客)の目の前に
必要な知識、技術を持って立つ』ことができる
システム・仕組み・仕掛けを構築する脳…

 

すなわち、『経営者としての脳』です。

 

食べてみたらうまいのにはやらないレストラン…
腕はいいのにいつも暇そうな美容室…
先生は優秀なのに生徒のいない学習塾…

 

みんな「専門家・エキスパートとしての脳」しか持っていません。
私がこれまでにお会いした歯科医師の中にも
たくさんそういう方を見かけました。

 

1つ例え話をしましょう。
道なき道を上らねばたどり着けない高い山の上に
工房兼お店を構えている靴職人がいたとします。

 

知識や技術はどんどん磨かれていくのに
必要とするお客さんの目の前には立てず商売にならない…
たまたま辿り着くか、よほどの物好きしか訪れない…

 

ここに「経営者としての脳」があれば…

この記事の公開は2023年1月31日まで

Last Updated on 2022.8.20 by 近 義武

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