近 義武の歯科医院経営大学

あなたの歯科医院に生じるあらゆる問題は『長期的視野』で捉えるべきです。
ですから、スタッフ雇用のあり方についても
『あなたの歯科医院を存続させること』を常に意識するよう心がけましょう。

今回は『歯科医院の存続』を大前提としたスタッフ雇用のあり方について話していきます。

スタッフの労働条件

『歯科医院の存続』を重要視するなら、
「それぞれのスタッフを長く勤務させる」に越したことはありません。

しかも、スタッフが長期の勤務になっても、
あなたの「上司としての立場」を脅かされることは絶対に避けたいものです。

スタッフの顔色をうかがう様な事態になることは
あなたが苦労して歯科医院を開設している意味さえ失くしてしまいます。

・代りのスタッフはいくらでもいる
・例え辞められても怖くない
・経営に対しての根源的な考え方に不服なら辞めて結構

という雰囲気は、あえて作らなくてはならないのです。

こういった雰囲気を作るためにも、労働環境、福利厚生、報酬、勤務時間、
出勤日数、有給休暇などのスタッフの労働条件については
近隣の歯科医院よりも良い条件を整えてください。

良い労働条件は雰囲気作りのためのコストだと割り切りましょう。
代表的な項目について、深掘りしておきましょう。

労働条件１：賃金は高めに設定する

スタッフ雇用の原則は「〇〇〇〇」です…

この記事の公開は2024年9月30日まで