近 義武の歯科医院経営大学

患者数＝レセプト枚数を増やす
最も大きく、そして実質的な目的は「売上アップ」です。

最もわかりやすい実質的な目的です。
患者数を増やすことでほとんどの場合、売上は上昇します。

患者数を増やしても売上が下降する例として

・モンスターペイシェント
・クレーマー
・精神疾患レベルの固執傾向患者

などが挙げられます。

これらの患者に関しては経済的採算、
占有される時間、機会損失などを考え合わせると
関与することで売上が下降する可能性大です。

こういった属性の患者が来院しにくい環境整備と、
来院してしまった際には穏やかに卒業していただく
働きかけの徹底を準備しておきましょう。

あなたと受付スタッフを中心として
患者の見極めと連携、一致団結が必要となります。
ミーティング等でのシュミレーションが有効です。

話が本筋からややそれましたが、
歯科医院における集患は闇雲に患者を集めることではなく
「院長のあなたと歯科医院が望む属性の患者を集め、
望まない属性の患者を遠ざけること」であるという認識は
常に忘れないよう肝に命じておくポイントです。

この点をクリアできていれば、
患者を増やした分に応じて歯科医院の売上が上がります。

ですから、患者数＝レセプト枚数を増やすコトについては
基本的にはポジティブに考えてもらって大丈夫です。

ただし、ほとんどの院長先生は偏向している部分があります。
それは「新規初診患者を増やす」施策に注力しがちなコトです。

新規患者獲得以外の手法の強化

レセプト枚数を増やすための手法は
「新規初診患者を増やす」だけではありません。
大きく分けて、２つの方向性・手法があります。

この記事の公開は2023年3月31日まで