近 義武の歯科医院経営大学

この記事に目を留める院長先生は、ほぼ確実に
ご自分の歯科医院のホームページ（以下HP）をお持ちのはずです。

歯科医院のHPは”患者に見られてナンボ”でもありますから
検索された際には上位表示されたいと考えるのは
自然な成り行きともいえます。

インターネット上のHPの検索については
”検索エンジン”と呼ばれるシステムよって行われており、
Google社が日本でも世界でもシェアの80%以上を占めています。
（その他はBing、Yahooなど）

この検索結果で上位表示を図る施策の総称が
SEO (Search Engine Optimization):検索エンジン最適化です。
ですから、”検索上位表示を狙う”と”SEO対策”はほぼ同意義です。

それこそ、インターネットで”SEO対策”と検索すれば、
SEO対策について解説している記事をたくさん見つけることができます。
”そもそもSEO対策とは？”のような基礎的な知識から
専門家向けの”マニアックな細かいテクニック”まで
掘っていけばいくらでも見つかります。

もちろん、院長先生がSEO対策の細かいテクニックを
身につける必要なんてありません。

しかし、最も大切なことだけは十分に理解しておかないと
SEO対策を依頼した業者からの素晴らしいアドバイスも
右から左に聞き流してしまって成果が微妙になりかねません。

今日は、歯科医院の院長先生に、これだけは押さえてほしい
”先生のHPを上位表示させるSEO対策”のお話です。

Googleが目指すのは？

Google社は巨大ではあるものの民間企業です。
ただし、前述のようにシェア８割を超えていますから、
SEO対策を行うならGoogle社の意向を無視できません。
まずはそこから確認していきましょう。

Google社は
「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」
と公式に述べています。

つまり、Google社は常に、ユーザーを第一に考えて
サービスを展開しているということです。

検索をしたユーザーが、
無料で有益な情報を得られる、使いやすいWebサイトに
できる限り早くたどり着けるように、
検索エンジンおよび検索順位を判断するアルゴリズムの
アップデートを今この時でも繰り返しています。

　
黎明期の検索エンジンでは、詐欺に近い広告サイトや、
役に立たないリンク集サイト、内容の薄い売り込みサイトなどが
検索結果に表示される事もしばしばでしたが、
現在ではほとんど表示されることはありません。

検索キーワードからユーザーの求める情報をアルゴリズムが推察して
ユーザーの役に立つ、内容のあるコンテンツが
上位表示されるようになっているのです。
　

SEO対策のキモ

ここまでの話を聞いて、薄々感じている方もおいでかと思います。
SEO対策において最も大切な認識をお伝えしましょう。
それは…