医療従事者の顔と経営者の顔【書き下ろし】

歯科医院の院長は医療人の顔と経営者の顔を持っています。
私が経営アドバイザーを兼任していることを抜きにしても
どちらかに偏りすぎた考え方はおすすめできません。

こう言うと、ほとんどの院長先生は
「そういうことなら俺はバランス取れてるから問題ない」
と感じるはずです。

自分自身でバランスが取れてないと感じている方で
しかもこの文章を読む方はほとんどいないからです。
皆さん少なくとも「自分はバランス良い」と思うくらいには
レベルが上がっているということですね。

そこで今回は、極端な考え方をしている院長先生の
具体的な人物像を深堀して示すことで
あなたの反面教師にしてもらうことにしましょう。

医療人の顔が極端に強い院長像

正直に言って、私はこの傾向が極端に強くなければ
敵視したり毛嫌いすることはありません。
むしろ好ましいと思う事もあります。

表面上、偏っていても頭の回転が速い方が多いので、
メンタルブロックの原因さえ取り除けば
適度なバランスの考え方に移行してくれやすいからです。

勘違いや思い込みを修正できてしまえば
これまで力を入れてこなかった分を取り戻すかのように
医院経営に積極的になる方もおいでになります。

ただし厄介なのは、全体の4~5%くらい存在する
「”超”極端に医療人の顔」な院長先生です。
もう何を話しても頑なままで、どうにもなりません。

ではその特徴を箇条書きしてみましょう。

この記事の公開は2022年7月31日まで